ワークシート / 高校
AI倫理ディベート:だれが責任を持つ?
年 組 番 名前
この事例は架空です。ディベートの立場は割り当てで、自分の意見とは限りません。人ではなく主張に反論しましょう。
1. 事例を読む
架空の事例:あおば市のAIごみ分別案内
あおば市(架空)は、住民がスマートフォンで品目を入力すると分別方法を答える「AIごみ分別案内」を始めました。ある日、住民のBさん(架空)が「使い終わったモバイルバッテリー」と入力すると、案内は「燃やさないごみ」と答えました。市のきまりでは、モバイルバッテリーは公共施設の回収ボックスに出す品目です。Bさんが燃やさないごみに出した結果、収集車の中で発火し、収集車の一部が焼けました。けが人はいませんでした。
あとで分かったこと
- 案内は、提供会社(架空)が、開発会社(架空)の汎用AIモデルを組み込んで作り、市に納めたものだった。
- 市は導入前に、よく問い合わせのある100品目で回答を試したが、モバイルバッテリーは含まれていなかった。
- 画面の下に小さな文字で「回答は参考です。正確な情報は市の分別表で確認してください」と書かれていた。
- 市の分別表(紙とWeb)には、正しい出し方が書かれていた。
- 導入後、別の住民から「電池の回答がおかしい」と市に連絡が1件あったが、担当者の間で共有されていなかった。
直感で、この事故はだれの責任だと思いますか。
2. 登場する4者の役割(5分)
| 登場する人・組織 | 役割 | 事例の中で関わった場面 |
|---|---|---|
| 開発会社(AIモデルを作った) | ||
| 提供会社(案内サービスを作って市に納めた) | ||
| あおば市(案内を導入し、住民に提供した) | ||
| Bさん(案内を使った住民) |
3. 根拠カード(準備10分)
論題:「この事故の責任は、主にAI案内を導入したあおば市が負うべきである」
私の立場: 肯定 ・ 否定 ・ 審判
| 主張 | 根拠にする事例の事実 | |
|---|---|---|
| カード1 | ||
| カード2 | ||
| カード3 |
4. ディベートメモ・判定シート(15分)
| 肯定側の主な主張 | 否定側の主な主張 |
|---|---|
審判の判定: 肯定 ・ 否定
判定の理由(事例の事実をうまく使っていたのはどちらか、反論に答えていたか)
5. 立場を外して:責任の分担表(10分)
| 登場する人・組織 | 事故の前にできたこと | 事故の後にすべきこと |
|---|---|---|
| 開発会社 | ||
| 提供会社 | ||
| あおば市 | ||
| Bさん |
出口チケット
AIを使う側になったとき、私が責任を持って確認したいことは
AI授業の準備室 / ATM-HS-ETHICS-WS / 版 1.0 / 2026-10-01 / CC BY-NC 4.0